IBD(クローン病・潰瘍性大腸炎)とは・・・

大腸及び小腸の粘膜に慢性の炎症または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患の総称を炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)といいます。

クローン病も、この炎症性腸疾患のひとつで、1932年にニューヨークのマウントサイナイ病院の内科医クローン先生らによって限局性回腸炎としてはじめて報告された病気です。日本では、特定疾患、難病のひとつです。(「難病」とは病気になる原因や治療法が明確でない疾患を指します。)

クローン病は主として若年者にみられ、口腔にはじまり肛門にいたるまでの消化管のどの部位にも炎症や潰瘍(粘膜が欠損すること)が起こりえますが、小腸の末端部が好発部位で、非連続性の病変(病変と病変の間に正常部分が存在すること)が特徴です。それらの病変により腹痛や下痢、血便、体重減少などが生じる病気です。

患者さんの数・・・

クローン病の患者数の推移を医療受給者証交付件数でみると1976年には128件でしたが、その後増加し続け、近年では毎年1,500人前後の増加がみられ、2009年度には30,891人の患者さんが登録されています。したがって人口10万人あたり約23.3人のクローン病患者さんがいることになります。それでも欧米に比べると10分の1前後です。

 

 

 

クローン病の患者数の推移を医療受給者証交付件数でみると1976年には128件でしたが、その後増加し続け、近年では毎年1,500人前後の増加がみられ、2009年度には30,891の患者さんが登録されています。したがって人口10万人あたり約23.3人のクローン病患者さんがいることになります。それでも欧米に比べると10分の1前後です。

治療方法・・・

現在、明確な原因がわかっていないため、根治のための治療法は存在していません。
そのため、患者の皆さんそれぞれが、主治医の先生に従って栄養療法・食事療法を
選択されています。

専門的な解説はここでは省きますが、一般的には低脂肪の食事が奨められています。
そのため、患者の皆さんは、自分たちで低脂肪の食事を作ったり、低脂肪の食品を選びながら、日々生活をされています。